年が明け、少しずつニュースでコロナウィルスの話題が増えました。でも心のどこかで
関係ないと思っていたんです。
でも、山梨の大会が中止となり、水戸大会が中止となり、中3・小6の子供たちは本当に落ち込みました。
それでも各々次のステップに向かって動き出した矢先・・・学校が一斉休校となり、緊急事態宣言が発令され、全剣連から対面稽古の禁止が発表されました。
父母会でも稽古について、様々な意見が出ました。先生方とも何度も話し合いました。
それでも4・5月稽古を中止しました。
年明け5年生だった子供たち・中2だった子供たちは、先輩との最後の思い出も作れないまま、最高学年になっていました。でも、子供たちにとって、最悪の連絡が・・・
2020年全国大会中止。
また、高校インターハイも中止、
世間では、これが最後じゃない、剣道の道は続く、次に向かって・・・
その言葉に、「そうですよね、次に向かって頑張ります」といえた子供はいたんでしょうか。
子供の部、キャプテンは全国大会中止を受け涙を流しました。やっとここまで来たのに・・・そう言って一度竹刀を下しました。
必死に頭の中で整理しようにも心がついていきませんでした。ほかの子もそうです。大人の言うことが分かってはいても、下げた竹刀をもう一度上げる・・・その力を必死に振り絞っている今なのです。
でもコロナに負けない!!全ての子供たちは今、自分を立て直すに必死です。
私たち父母会は、そんな子供たちの為に、稽古の環境を整え、その竹刀の剣先に気持ちを込めて相手に向かって真っすぐ向かうように、導いてあげるしか術はありません。
でもきっと子供たちはコロナに負けない!!そう信じています。
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